ヤーズの飲み方は1日1錠!24日間飲んだ後は4日間の休薬を

公開日
2019.3.25
更新日

「ヤーズっていつから飲み始めればいいの?」「消退出血が終わっていないけど、次のシートを飲み始めるべき?」

このページでは、ヤーズの飲み方について詳しく解説します。また、最長で120日間連続して服用が可能な「ヤーズフレックス」の飲み方についても見ていきましょう。

ヤーズの飲み方は?

ヤーズを飲む女性のイメージ画像

ヤーズを初めて飲む人は、月経が始まった日から飲み始めてください。月経初日からピルの服用を始めることを、「Day1スタート」といいます。Day1スタートだと、生理周期を一定に保てる、飲んだ初日から避妊効果が得られるというメリットがあります。

ヤーズのシートには、エチニルエストラジオールドロスピレノンという成分が含まれているピンク色の実薬が24錠、成分の含まれていない白色の偽薬が4錠、入っています。生理が始まったら、シートの左上にある錠剤から、毎日1錠ずつ飲んでいきましょう

ピルは、成分の血中濃度が一定に保たれることで、効果が発揮されます。血中濃度にムラが出ないよう、ヤーズを服用する際は、毎日なるべく同じ時間に飲むようにしてください。

24日間、続けて実薬を飲み、偽薬を4日間飲み終わったら、次の日から新しいシートの服用を開始しましょう。

偽薬は本来、薬の服用を習慣づけるために作られたもの。偽薬には成分が含まれていないから、飲みたくなかったら飲まなくてもOKだよ!

服用前にカレンダーシールを貼ると便利

服用を開始する前に、ヤーズのシートにカレンダーシールを貼っておきましょう。カレンダーシールは、ヤーズに付属されており、飲み忘れを防ぐためにシートに貼るものです。

ヤーズのカレンダーシールの画像
出典:生理痛つらすぎて 低用量ピル、はじめました。

ヤーズの服用を始める日(月経初日)の曜日が一番左に書かれているシールをシートに貼り、飲み忘れのないように気を付けましょう。

消退出血は休薬期間中に起こる

消退出血のイメージ画像

消退出血は、偽薬を飲んでいる「休薬期間」に起こります。休薬期間の1日目から出血が起こることはまれで、ほとんどの場合は2日目や3日目から起こります。消退出血は、通常の生理と同じくらいの期間、続きます。

トリキュラー28やマーベロン28は、休薬期間が7日間あるのに対し、ヤーズの休薬期間は4日間しかありません。そのため、休薬期間の最終日までに消退出血が終わることは、ほとんどないでしょう。この場合、

「出血がまだ続いているうちは、次のシートを飲み始めない方がいいの?」

と、疑問を感じてしまいますよね。

結論から言うと、消退出血が続いていたとしても、休薬期間が終わり次第、次のシートを飲み始めて問題ありません。また、休薬期間中に消退出血が起こらなかった場合も、予定通り、次のシートを飲み始めてください。

ヤーズフレックスとは?

ヤーズフレックスについて考える女性のイメージ画像

ここからは、「ヤーズフレックス」の飲み方について説明します。まず、ヤーズフレックスとはどんなピルなのか、というところから見ていきましょう。

ヤーズフレックスは連続服用ができるピル

ヤーズフレックスのパッケージ画像
出典:ヤーズフレックス配合錠 – 製品情報 バイエル ファーマ ナビ | バイエル薬品

ヤーズフレックスとは、国内で初めて連続服用が認められたピルのことです。最長で120日間も連続で服用できます。

含有されている成分は、従来のヤーズとまったく同じです。成分がヤーズと同じであるため、効果もヤーズと同じく、月経困難症や子宮内膜症の改善に役立ちます

ヤーズフレックスの飲み方

ヤーズフレックスを飲む女性のイメージ画像

ヤーズフレックスは、1シートに実薬が28錠、入っています。毎日1錠ずつ、決まった時間に服用するようにしましょう。

飲み始めてから24日間は、消退出血の有無にかかわらず、服用を続けてください。服用開始から25日目以降、3日間連続して出血が起こった場合は、その翌日から4日間の休薬期間を設けましょう。出血が起こらず、120日間連続して服用した場合は、その後4日間、休薬してください。

4日間の休薬期間が終わったら、その翌日から服用を再開しましょう。

消退出血の時期は人それぞれ

消退出血が来る時期のイメージ画像

ヤーズフレックスの場合、休薬期間は人によって異なります。というのも、出血がいつ起こるか分からないからです。

飲み始めてからすぐ出血が起こる人もいれば、100日目以降に出血が起こる人もいます。従来のヤーズと異なり、決まった周期で出血が起こらない点は、不便といえるでしょう

服用から25日目以降に、3日間連続して消退出血が起こったら、翌日からきちんと4日間の休薬期間を設けましょう。休薬期間が終わっても出血が続いている場合、出血にかまわず次の錠剤を飲み始めてください

ヤーズとヤーズフレックスの比較

ヤーズとヤーズフレックスを比較する女性のイメージ画像

以下に、ヤーズとヤーズフレックス、それぞれのメリットとデメリット、休薬期間の違いをまとめました。

ヤーズ
メリット:生理周期が一定している
デメリット:月に1度、必ず生理がある
休薬期間:24錠飲んだ後、4日間設ける
ヤーズフレックス
メリット:生理の回数を減らせる
デメリット:いつ生理(消退出血)が起こるか分からない
休薬期間:服用から25日目以降、3日間連続して出血があった場合、翌日から4日間設ける

ヤーズは安定した生理周期を得られる一方、月に1度必ず生理がある、というデメリットがあります。

対して、ヤーズフレックスは、煩わしい生理の回数を減らせるというメリットがあります。反面、いつ生理が起こるか分からない、というデメリットも。

ヤーズとヤーズフレックスは、それぞれ一長一短!メリットやデメリット、休薬期間について理解したうえで、どっちが自分に合っているかを考えて選ぼうね。

ヤーズの飲み方まとめ

ヤーズは、毎日決まった時間に、1日1錠飲みます。実薬を24錠飲んだ後は、偽薬を4錠飲みましょう。ただし、偽薬にはヤーズの成分が含まれていないため、飲まなくても効果に支障はありません

通常、休薬期間中に消退出血が起こります。消退出血が続いていても、休薬期間が終わったら、次のシートを飲み始めてください。

ヤーズフレックスは、120日間連続して服用できるピルです。含有されている成分は、ヤーズとまったく変わりません。

ヤーズフレックスもヤーズと同じく、毎日決まった時間に1日1錠飲みましょう。ヤーズフレックスで起こる消退出血の時期は、人によって異なります。服用から25日目以降に、3日間連続して出血が起こった場合は、翌日から4日間の休薬期間を設けましょう。